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【コラム#15】台風被害

【コラム#15】台風被害

台風被害 ~臨床心理士が教える具体的事例~

みなさん、こんにちは。ヒューマン・タッチ森川です。
今回はいつもと少し雰囲気が異なりますが、先日、千葉県を中心に関東地方に大きな被害をもたらした
台風15号について書かせてください。

弊社は千葉県船橋市に事務所があり、私も船橋市民です。
船橋に転居して15年ほどになりますが、今回の台風で、転居後初めて「停電」を経験しました。
東日本大震災の際にも計画停電はなく、これまで自宅での停電はなかったのですが、
今回は台風通過の朝6時ごろから、その日の23時半ごろまで停電状態が続きました。

台風通過後の数日間は非常に気温が高くなり、電気がない状態での生活は、
たった1日でも、密閉された最近の住宅では特に大変であること痛感しました。

冷蔵庫の中の食材に対しての不安、いつまで停電が続くのか情報がないことへの不安、
子どもたちの生活の不便に対する不安、挙げだせばきりがありませんが、
仕事をしながらも、いろいろな不安が頭の中をよぎっていました。

夜帰宅すると、家族は近くのスーパー銭湯に行っており、留守番の愛犬と自宅にいたのですが、
汗も止まらず、何をするにも不便で、「不安」だけでなく「イライラ」に似た感情も出てきました。

そんな中、家族が帰宅し、さぞ不満やイライラを表出するかと思いきや、そんな様子はみじんもなく、
子どもたちは手に持った懐中電灯を天井に向け、即席の影絵大会を始めました。
「不安」や「イライラ」を感じていた自分は、なんだか馬鹿らしくなり、影絵大会に参加した次第です。

「物事をどのようにとらえるか」仕事では口酸っぱく言っているのですが、
自分が常に「柔らかく」思考できているかどうかは、難しいですね。

コラムを書いている今日現在でも、まだ復旧していない地域があるとのこと、
1日でも、1時間でも早い復旧をお祈り申し上げます。
また、復旧作業にかかわる皆さんに感謝いたします。

※こちらは、2019年9月17日に掲載したものです。

最新記事は、『日本の人事部』(人事キーパーソン、インタビューコラム)を御覧ください。(毎週連載)

投稿日:2019.12.26
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