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【コラム#74】カウンセリングとテクノロジーの融合

【コラム#74】カウンセリングとテクノロジーの融合

みなさんこんにちは、森川です。先日、企業の健康管理関連の展示会に参加してきました。

コロナ禍、展示会の形が変わってきていますが、実際に、現場で触れて話を聴くことが出来るのは貴重な体験ですね。

 

新しい健康管理

こころの健康管理では、Webを使った個別面談で、アバターを利用するシステムが紹介されていました。

「Web面談よりも優れるのは、面談者の緊張が下がることです」とのことでした。

私も体験させてもらいました。均一な表情(口や目の動きはありますが)のアバターだと、対面であってもWebであっても、表情や仕草から多くの情報を得るカウンセラーの立場からすると、相手が緊張を下げることの効果よりも、デメリットの方が大きいように思います。

緊張に限らず感情の変化は当然起こるものです。その緊張や不安の様子がどのように変化していくのか、あるいは変化せずに、特定の言葉でより強まるのか、こんなことも視覚情報から得ているのだと思います。

未来のカウンセリング

ただし、テクノロジーを使った面談や情報収集は、今後一気に広がることは想像されます。

動画や音声の情報がたやすくデータに変換できる状況です。これらを瞬時に分析して、必要な質問をしたり、課題を明確化したり、ある程度はテクノロジーが担ってくれるのではないかと考えています。

「AIカウンセラー」も夢ではないはずです。テクノロジーが得意とする分野と、人間が得意とする分野をうまく掛け合わせることで、効率的でありながら個別的な対応ができるようになる時代がいずれやってくるのではないでしょうか。



投稿日:2021.02.19
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