リモートワークが引き起こす体調不良とは?原因と対策、自宅で簡単にできるセルフケアを紹介!【コラム#103】
みなさん、こんにちは。株式会社ヒューマン・タッチの森川です。
前回は、「#102リモートワークでのラインケア」についてお話ししました。今回は、リモートワークでのセルフケアについて話題にしたいと思います。外出時のマスクの着用が原則不要になった今でも、外を歩く人の多くはマスクをまだしっかりとされていますね。職場の中ではなおさらです。
マスク無しでの集合での勤務はまだまだ難しいのが現状ではないでしょうか。ただ、フルリモートから、週2日から3日程度の出社に切り替える(戻す)企業も増えてきています。
先日、ある外資系企業で実施した「フルリモート下でのセルフケア」セミナーでも、内容検討時にはフルリモートだったのですが、開催時には、出社も組み合わせたハイブリッドな勤務に代わっており、セミナー自体も集合研修での実施になりました。ただ、リモートワークが「0」になるということは、すぐには難しいと思います。ここでは、リモートワーク時のセルフケアのヒントについて、少しご紹介させていただきます。
■リモートワークでのリスク
・座りすぎ、運動不足のリスク →糖尿病などの生活習慣病のリスクも!
・PCやスマホ操作特有のリスク →前かがみの姿勢では、なんと20kg以上の負荷が首周りに!
・ブルーライトや生活リズムの変化によるリスク →睡眠の悪化、抑うつ感の増加、過覚醒などの反応も!
■勤務開始前までにできるセルフケア
・光を浴びる
・業務前のルーティーンを
・服装を着替える
・働く場所を整える
・家族や同居人の協力も
■表情の大切さを知る!
■ジェスチャーの大切さを知る!
■勤務中にできるセルフケア
・隙間にできるストレッチ
・適時な報連相を
・個人事業主としての自覚を持つこと(上司はクライエント)
・昼食にはタンパク質を
・マイクロブレイクの活用
・雑談を活用
・正しい姿勢を保つ
・マイクロマネジメント上司への対策
■就業後・休日にできるセルフケア
・積極的な活動を
・質の高い睡眠を
・「OFF」にする
・「今・ここ」を感じる(マインドフルネス)
実際のセミナーでは、上記に各種ワークもいれてお話していますが、自分の成果や能力をしっかりと伝えて、評価に変えていくという視点も働く側に求められるのが、リモートワークの難しさの1つかもしれません。