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【コラム#60】山本五十六記念館を訪れて

【コラム#60】山本五十六記念館を訪れて

みなさんこんにちは。ヒューマン・タッチ森川です。

先日、仕事で新潟県長岡を訪問した際、「山本五十六記念館」を訪れる機会を得ました。

 山本五十六という人物に関して、私が最も興味を惹かれるのはその表情です。写真で見る限りですが、一見すると圧力のある、深みを感じる表情の凹凸と、どこまでも深く続いているような目。ただ、口元には、柔らかい、ある種、柔和なユーモアともとれるような感覚を覚えるのです。

 今回、記念館を訪れ、非常に詳細な写真画像や直筆の書を見る中で、その理由の一端を知れたように感じます。儒学を生業とする家系に生まれ、幼くしてその才を発揮させ、名家の後を継ぎ、戦禍に生きていく人物です。

初めて知ったのですが、幼少期からキリスト教やベンジャミンフランクリンにも興味を持ち、アメリカにも留学経験があるとのことです。自分の基礎となる「価値」を1つの学問や考え方から作り上げたのではなく、幅広く興味を持ったものから吸収し、柔軟に築き上げていったのだろうと自分なりに想像しました。

 また、直筆の書を見ると、特に大好きな水まんじゅうのくだりでは、ユーモアを強く感じる部分があります。さらに「誠」に生きた人物として、相手への思いやりや配慮もまた、格別に高い人物であったことを感じました。

 一通りの展示物を見て、あらためて写真を拝見すると、まさにそれぞれの要素がつまったお顔であること、強く感じた次第です。  「40才を超えれば自分の表情に責任を持て」と聞いたことがありますが、「自分の生き方そのものが表情に現れる」ということだと感じました。

「やってみせて、説いて聞かせて、やらせてみせて、ほめてやらねば人は動かじ」

セミナーでは若手職員への対応について、いつもお話させていただく内容ですが、この言葉の意味を改めて考える訪問となりました。

 

 

投稿日:2020.09.18
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